税理士の選び方.com

税理士事務所の選び方を少し違った切り口でご紹介します。

6月 25th, 2014

税理士にコンサル業務を頼みたいなら、依頼前にこれをチェック

最近、税理士が行なっている業務として、コンサルタント業も入ってきていることをご存じでしょうか?税理士といえば税務を代行できる専門職という理解をされていることが多いですが、最近はそれだけではなく、経営面でのサポートを提供している税理士もいるのです。税理士は税務や会計の専門家ですからね。どちらも経営においては欠かせない要素です。それらのエキスパートである税理士ならば、経営に必要な助言もできるというわけなのですね。

そういう税理士も実際におり、鋭くて的確な経営アドバイスが期待できることもあるでしょうが、残念ながらすべての税理士がそういう存在であるとは限りません。たとえ税理士本人がコンサルタント業務もやっているとアピールしていたとしても、そのような税理士のすべてを無条件で信用できるとは限らないのです。

理由はわかりますでしょうか?言われてみれば単純な話で、税理士の本業はやはり税務関係の業務であって、経営コンサルタントという性格は副次的なものであることが多いからです。

たしかに税理士は税務・会計面の知識には詳しく、それらから派生的に経営アドバイスを導くこともできなくはないでしょうが、その税理士本人は決して企業家ではなく、組織を経営した経験があるとも限りません。

もちろん税理士本人も、「税理士事務所」という組織を自力で立ち上げ、経営している一人の経営者という側面もあるかとは思いますが、自分が立ち上げた組織を一つだけ運営しているだけで経営コンサルタントが務まるのならば、世の中には経営コンサルタントであふれ返っているということになるでしょう。

世の中には経営コンサルタントを専門として業務を行っておられる企業もたくさんいます。もし経営アドバイスとしてより上質なものを求めるのであれば、やはりコンサルタント業を専門として長年仕事をしている相手から助言を受けた方が確実と言えます。確実性を求めるなら、できればそういう方面から助言を得ましょう。

しかし税理士の中には優れた経営アドバイスができる税理士もいますよね。そういう税理士を見分ける一つの方法として、その税理士の事務所の経営状態を調べてみるということが言えます。自分の事務所の経営だけでも青色吐息となっているのに、まして他人の組織の経営にアドバイスができるなどということはありませんよね。

自分の事務所の経営が安定しており、黒字経営となっているのであれば、その税理士から経営アドバイスを受けるのも悪くはないと言えます。